2-4.限界費用と利潤最大化条件 < 2-5.平均費用と平均可変費用 > 2-6.損益分岐点と操業停止点
（学習の目的）
生産量１単位あたりの費用を求めます。ここでまなぶ２つの費用は、利潤が出るかどうかや生産を続けるかどうかの基準になります。
平均費用（ＡＣ）
「総費用」（TC）を生産量で割ったものを「平均費用」（AC：Average Cost）といいます。
- 「平均費用」（AC）をグラフで示すと、グラフ上の点に対して「原点から引いた直線の傾き」になります。
平均可変費用（ＡＶＣ）
「可変費用」（VC）を生産量で割ったものを「平均可変費用」(AVC：Average Variable Cost)といいます。
- 「平均可変費用」（AVC）をグラフで示すと、グラフ上の点に対して「縦軸切片から引いた直線の傾き」になります。
- 「平均可変費用曲線」（AVC）は「平均費用曲線」（AC）の「下方に」位置します。
→ 次は「損益分岐点と操業停止点」です。グラフで利潤を表す方法をまなびます。
2-4.限界費用と利潤最大化条件 < 2-5.平均費用と平均可変費用 > 2-6.損益分岐点と操業停止点