経済学の学習ガイド

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4.労働市場

「財市場」と「貨幣市場」に続いて、「労働市場」を分析します。「労働市場」では、「物価」と「賃金」、そして「失業率」がキーワードとなります。

  • 「労働市場」で重要な数値は、時給などの「賃金率(w)」(wage)です。
  • この賃金率が、高いのか低いのかは、「物価(P)」(prices)とも関係してきます。物価とは世の中のすべての財の価格の平均です。
  • IS-LM分析にさらに労働市場の分析を加えたのがAD-AS分析です。IS-LM分析では、物価(P)は一定として分析をおこないました。
  • 労働市場をあつかうAD-AS分析では、物価の変化と国民所得の関係を分析します。
  1. AD曲線(総需要曲線)
  2. AS曲線(総供給曲線)
  3. AD-AS分析
  4. フィリップス曲線

(あらすじ)

AD曲線(総需要曲線):IS-LM分析の応用

  • (1)「AD曲線(総需要曲線)」では、「IS-LM分析」を発展させて、「財市場」と「貨幣市場」を同時に均衡させる「物価と国民所得」の組合せをみていきます。

AS曲線(総供給曲線):古典派とケインズ派の違いに注意

  • (2)「AS曲線(総供給曲線)」では、「労働市場」をとりあげて、「物価と国民所得」の均衡をみていきます。
  • AS曲線に関しては、「古典派」と「ケインズ派」では考え方が異なりますので注意が必要です。

AD-AS分析

  • (3)「AD-AS分析」では、財政政策と金融政策の効果を分析します。
  • 基本的に経済政策について、古典派は「無効」、ケインズ派は「有効」と主張していると考えればいいです。
  • また、インフレの種類についてもみていきます。

インフレ率とはなにか?

  • 経済の現状をみるためには、これらの賃金率や物価がどんな推移を示しているか、時間の観点から見る必要がでてきます。
  • これが、「賃金上昇率(⊿w/w)」と「物価上昇率(⊿P/P)〔インフレ率ともいいます〕」です。
  • この「物価上昇率」と「国民所得」の関係をみたのが「IAD-IAS分析」になります(ここでは保留)。

フィリップス曲線(物価版)

この他に、労働市場に関しては、「失業率」(U:Unemploy04ament rate)に対する分析も重要になってきます。「賃金上昇率(物価上昇率)」と「失業率」を結びつけて分析するのが「フィリップス曲線」になります。

  • (4)「フィリップス曲線」では、「物価上昇率」と「失業率」の関係を分析します。
  • 両者の間には「トレード・オフ関係(負の関係)」があることを理解します。
  • このテーマも、古典派とケインズ派では考え方が異なりますので注意が必要です。

→ 5.経済成長理論でまなぶこと

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