7-3.さまざまなゲーム(応用)

前節<〔ここでは簡単にふれるにとどめておきます。〕


純粋戦略

ここまでみた、「プレーヤー」がある特定の選択肢を1つ選ぶ場合を、「純粋戦略」といいます。


混合戦略

この他に、「プレーヤー」のとる選択肢である「戦略」が複数ある状況もあります。この場合、どの「戦略」をとるかは、各「戦略」ごとに確率」を考慮に入れて考察する必要がでてきます。このような状況を、「混合戦略」といいます。


ここまでは、取り得る「戦略」の中で、「どれが最良の利得になるか」を考察して「戦略」を選択する状況を分析してきました。


ミニマックス原理

これに対して、「どれが一番マシか」という観点で選ぶのが「ミニマックス原理」です。

  • 「ミニマックス原理」では、各「戦略」について、「最悪の場合」の「利得」を比較します。
  • そして、「最悪の場合」(ミニ)の中で「最大」(マックス)な「戦略」を選択する状況を考察します。

→ 「7.ゲーム理論」はここまでです。
→ 次の章「8.貿易理論」では貿易のおこる理由を考察します。
→ はじめの節「8-1.比較生産費説
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