「部分均衡分析」では、1つの財をとりあげて、資源の効率的な配分を分析しました。 「一般均衡分析」では、2つの財をとりあげて分析します。「部分均衡分析」との違いは、「無差別曲線」をもちいるところです。
- 「部分均衡分析」は、「簡単だけど分量が多い」のが特徴です。
- 「一般均衡分析」は、「難しいけど分量は少ない」のが特徴です。
もくじ
(あらすじ)
パレート効率性
- (1)「パレート効率性」では、効率的な資源配分の状態を定義します。
完全競争市場で効率的な資源配分
- (2)「厚生経済学の基本定理」では、完全競争市場においては、価格調整メカニズムによってパレート効率的な資源配分が達成されることをまなびます。
- (3)「生産者を含めた一般均衡分析」は、やや難しいので保留としておきます。
(注)本格的に経済学をまなぶ場合、この「一般均衡分析」はかなりの分量になります。経済学の学問的な面白さが詰まったテーマなのですが、ここでは簡単な説明にとどめておきます。